令和4酒造年度 全国新酒鑑評会入賞酒 金賞令和4酒造年度に製造された清酒を全国的に調査研究することにより、
1911年(明治44年)から続く長い歴史をもつ全国新酒鑑評会。
独立行政法人の酒類総合研究所主催の、清酒の品質向上を目的とした
最も権威ある大会です。
製造技術と酒質の現状及び動向を明らかにし、もって清酒の品質及び製造技術の
向上に資するとともに国民の清酒に対する認識を高めることを目的としています。
今回は818点の出品があり令和4酒造年度の全国新酒鑑評会の審査結果が発表された
2023年5月24日(水)に令和4酒造年度 全国新酒鑑評会の審査結果が発表され秋田県の
酒蔵醸造の日本酒、11銘柄が金賞受賞となりました。
全国鑑評会 秋田県の金賞受賞銘柄
●「髙清水」秋田酒類製造株式会社 本社蔵
本社蔵の菊地杜氏は4回連続5回目の受賞となり本社蔵としては23回の
連続受賞です。
問い合わせ先
秋田県秋田市川元むつみ町4番12号
電話:018-864-7331(代)
電話:018-864-7331(代)
●「髙清水」秋田酒類製造株式会社 御所野蔵
全国新酒鑑評会で御所野蔵として金賞を受賞することができました。
御所野蔵の加藤杜氏は19回連続21回目の受賞で単独の蔵・杜氏としての
最長記録を更新した。
問い合わせ先
秋田県秋田市川元むつみ町4番12号
電話:018-864-7331(代)
電話:018-864-7331(代)
●「酔楽天」秋田酒造株式会社
杜氏 小舘 巌、秋田県の酒造好適米「百田」使用して、米が溶け過ぎて味が
重くならないように吸水管理を徹底して米の旨味と華やかな香りのバランスの
取れた酒に仕上がっているという。
中国唐代の詩人・酔吟先生こと白楽天より命名した自信の逸品です。
淡い山吹色を呈し、オレンジ、マスカット、メロンなどのフルーティな香りを放ち、
淡い山吹色を呈し、オレンジ、マスカット、メロンなどのフルーティな香りを放ち、
まろやかで旨味に富んだ低温貯蔵大吟醸酒です。
純米大吟醸1800ml 純米大吟醸720ml
●「雪の茅舎」株式会社斎彌酒造店
高橋藤一杜氏と仲間の職人の技により酒造りは行われます。
「お酒は人ではなく微生物が醸す」という考え方に基づき、
薬剤を使用した蔵内殺菌を行っていません。
伝統の技と日々の研究が「酵母の自家培養」や「山廃の復活」を可能にしました。
伝統の技と日々の研究が「酵母の自家培養」や「山廃の復活」を可能にしました。
酒母造りで主流となっている「速醸もと」は醸造用の乳酸を添加して仕込む方法ですが、
自然の乳酸菌の力を借りて醸す「山廃もと」は育成に時間と手間がかかるため、
高度な技術が必要となります。
高橋杜氏が「山廃もと」を復活させ、豊かな風味あるお酒を醸しています。
●「出羽の冨士」株式会社佐藤酒造店
明治40年、鳥海山の麓、由利本荘市矢島町に初代佐藤久吉が創業した蔵元。
雪深く清浄な気候風土であるこの地は、酒造りの好適地として知られています。
小番力杜氏の酒造りに対する姿勢は『良い酒を造るために欠かせないものは、
やはり蔵人たちのチームワークだと思います。
蔵人がひとつになって酒造りをしないと良い酒はできない。
そんな環境作りこそが何よりも大事なことだと思います。
佐藤酒造店の酒を飲んでくれる方々の声に耳を傾け求めている酒を追求することで
基本的な製造方法が変わることはありません。
●「天壽」天寿酒造株式会社
杜氏一関陽介氏は「やわらかでやすらぐ酒」造りを心がけています。
伝統的な酒造りで良いとされた製法は、本当に良いのかを検証し、
良ければ今の技術で更に徹底し、不要な事は廃止します。
常に蔵人皆で確認し合い、最良の製造法とは何かということを意識しています。
全工程において、気が付いたことがあればその都度改善していくことが天寿七代目の
酒造りの基本姿勢です。
そのことに忠実に必要な時に必要な作業・行動をとることを心がけ、
常に酒と向き合う姿勢を持ち続けることで良い酒は生まれると考えています。
●「北鹿」株式会社北鹿
杜氏 小松原 智昭 、酒造りは、酵母などの微生物が相手です。
社訓にある“和醸良酒”に表されるように、お酒のでき具合は携わる人間の
輪とチームワークが大切であると考えています。
技術的なこともありますが、皆が仲良く同じ方向を向いて自分の役割をはたせるよう、
まとめることに難しさがあります。
●「一白水成」福禄寿酒造株式会社
原料米は、地元の酒米研究会が大切に育てた酒米を使用。
仕込み水として使用するのは、地下から湧き出る清冽な水。
初代彦兵衛が酒造りをはじめて以来、この地下水で酒を醸し続けています。
その水質は、酒造りには珍しいとされている硬水です。
カルシウムイオンやマグネシウムイオンなどを多量に含み無色透明で舌触り爽やか。
軟水は搾りたての生酒が合いますが、硬水は熟成させた方が味の乗りが良い。
原料となる米や水に合った温度管理や貯蔵方法を試行錯誤しながら、
目標の味に近づけている。
●「銀鱗」株式会社那波商店
銀鱗蔵は『地酒物語』にこだわっています。酒ができるまでの物語、いわばどのようにして出来た原料をどのような
技術で醸してお酒ができるという、
一連の物語を当社は熟知しております。
それをお客様に知っていただきたいと言うこだわりから
『地酒物語銀鱗』になりました。
藤田 勝広 杜氏は軽~い飲み口のお酒を造りたい。
時代の食生活にあうお酒を追及していき伝統の技術・味は守りつつ、
新しい酒造りに積極的に挑戦して皆さんに喜んでいただける
お酒を醸したいという。
新しい酒造りに積極的に挑戦して皆さんに喜んでいただける
お酒を醸したいという。
●「千歳盛」千歳盛酒造株式会社
酒蔵のある場所は古くから天然水が豊富に湧き出る地域です。
近所には現在も共同井戸があり、遠くから汲みにくる方も数多くいます。
千歳盛の仕込み水は蔵の上に位置する白洲台地からの天然伏流水で、
豊富な積雪が生み出す雪解け水が長い年月をかけて、リン酸や塩化物など
発酵促進の有効成分を多くとりこみ、酒造りに適した仕込み水となります。
原料となる米は、地元の秋田県産米を使用しております。
秋田県産米を寒冷な気候のもと時間をかけてゆっくりと醪を醸す
秋田流長期低温発酵造り、で千歳盛は生み出されます。
秋田の中でも最も寒い地域なので、醪の仕込みから発酵まで、
低い温度でじっくりと時間をかけることで、原料米がゆっくりと溶けます。
それにより米の旨みと華やかな香りが際立ちます。
純米大吟醸 HANAWABAYASHI 720ml
●「春霞」合名会社栗林酒造店
金賞受賞酒、現在出荷の準備をすすめております。
7月以降の予定です。
暫くお待ちください。