飲んでみたい秋田の地酒 蔵元を訪ねて
「米の秋田は酒の国」と言われる地酒の酒蔵を訪ねてみました秋田は古くから酒作りが盛んで「酒の国・秋田」と言われておりす。
現在33の酒蔵があり、それぞれがこだわりの地酒作りをしております。
各々の蔵元では歴史と経験で蔵独自の酒を生産しています。
秋田の地酒は「飲んで旨い美味しい地酒」として
東北で最も古い蔵元の「飛良泉本舗」の一押しの地酒を味わって
ください。そしてその旨い美味しい地酒で今宵も乾杯しましよう。
清酒 飛良泉の蔵元 飛良泉本舗は500年前から続く
現存する日本酒蔵元で最も古い蔵元で2番目に古い蔵元です。
創業から533年(2020年現在)現在の当主は斎藤雅人社長は26代目。
斎藤家の屋号は「和泉屋」です。
斎藤家は廻船問屋で関西の泉州より平沢(現在は仁賀保)へ移り住みました。
当時「和泉屋」での酒造りは副業だったようです。
当時の屋号「和泉屋」と地名「平沢」より「飛良泉」と命名したというが、
こんな事もあったようです。500年以上も前の話ですからね。
宝暦年間から天保年間を生きた良寛和尚の友人で仁賀保に暮らしていた
「増田九木」という画家が、良寛和尚へ宛てた手紙にトンチのきいた
名言を書き残しました。
それは「飛び切り良い、白い水」という言葉です。
「飛」と「良」を並べる「ひら」は平沢にかけた言葉で「白」と「水」は
上下に並べると「泉」になります。
斎藤家が「泉州」の出であるという意味合いがあります。
それまでは「金亀」という銘柄でしたが、この九木の自慢話が噂を呼び、
酒銘「飛良泉」が誕生したという。
では日本最古の蔵元とは、1141平安時代から続く、須藤本家で茨城県笠間市で
現在の当主は55代目という老舗中の老舗で2020年では879年前です。
飛良泉本舗、は1487年永治元年が酒造りを始めたという記録がある
2020年では533年前ということになります。
ついでに3番目と4番目、5番目までは
③1505年長享元年 剣菱酒造 ④1532年永正2年 山路酒造
⑤1548年天文元年 吉乃川酒造
※創業100年を越える企業2016年(33,069社:東京商工リサーチ)より
鳥海山を望み、伝統の山廃仕込と硬水、さらに山内杜氏の技で
かもし出される酒は、しっかり芯のある濃厚タイプながらしなやかさのある
見事なバランスをもつ地酒です。
創業当時からある樹齢500年以上の大欅と共に、この先もずっと
日本酒を見守っていてほしいと思います。
ちなみに須藤本家には1000年以上という大欅が有るそうです。
秋田の地酒 秋田の酒米の秘密
酒造りには、酒米(酒造好適米)「あきたこまち」や「めんこいな」など、飯米として一般に食されているうるち米が使われますが、
吟醸酒などの高級酒には、酒米といわれる
「美山錦」「秋田酒こまち」「山田錦」など、大粒で心白
(米粒の中央部にある円形または楕円形の白色透明部分)を
持った軟質米が使用されます。
玄米の表層や胚芽部分には、
タンパク質や脂肪分が多く含まれるため、
酒質に雑味を与えてしまいます。
醸造用堅型精米機で30~35%を削り取って余分な成分を
除去し精米歩合70~65%白米にします。
吟醸酒等では更に磨き、
精米歩合50~40%前後の白米にします。
精米された米は、枯らし期間をおいた後、
洗米して糠を洗い流します。さらに、
数時間浸漬され甑(こしき)または連続蒸米機によって蒸され、
できた蒸米は放冷機等により冷却されてから次の工程に進みます。
秋田県では、昭和63年から始まった酒造好適米
新品種開発事業において平成10年、
秋田県オリジナル品種「秋田酒こまち」の開発に成功しました。
これは、酒造好適米として最高品質を誇る
「山田錦」(兵庫県)並みの醸造特性と、
県内酒造好適米の主力品種「美山錦」並みの栽培特性を併せ持つ、
吟醸酒用の原料米として育成された品種です。
大粒である「秋田酒こまち」は、高精白が可能で、
蒸米に弾力があり表面が乾きにくいことから
麹がつくりやすいというのが大きな特徴です。
酒母・もろみは糖分の製成量が多くなるという傾向があり、
造られたお酒は「香り高く」上品な甘みがあり、
旨さと軽快な後味を持つ日本酒”といえます。
たんぱく質が少ないことに加えて、
でんぷん質が消化しやすい性質を持つため雑味が少なく
上品な旨さになりやすいと同時に飲んだときに口の中で
ふんわりと広がる感じが軽快な後味を創出し、
その味わいは大変に奥深く歴史ある蔵の「飛良泉」なのてす。
須藤本家 郷乃誉
◆飲んでみよう秋田の地酒
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