秋田の地酒 飛良泉
最も古い歴史を持つ蔵であり、日本では2番目に古いという
由緒正しい酒蔵です。
創業は1487年(長享元年)時は室町時代になります。
その年は八代将軍・足利義政が京都の東山に銀閣寺を建立しています。
現在の当主は、斎藤雅人社長は二十六代目です。
飛良泉蔵はにかほ市北部の平沢(旧仁賀保町)にあります。
この平沢は江戸期に仁賀保氏の城下町で羽州街道の宿場町、北前船の寄港地として
この平沢は江戸期に仁賀保氏の城下町で羽州街道の宿場町、北前船の寄港地として
栄えたところでした。
町の中心部で海岸から50mほどの街道沿いに蔵は建っています。
明治15年築の土蔵は、温度変化にも負けない酒造りに適した環境を生み出し、
明治15年築の土蔵は、温度変化にも負けない酒造りに適した環境を生み出し、
蔵の外には創業以来、樹齢500年の大きな欅の木があり、
夏場の日光を遮り、蔵の温度を低温で保つ役割を担っています。
夏場の日光を遮り、蔵の温度を低温で保つ役割を担っています。
斎藤家の屋号「泉屋(いづみや)」が示す通り斎藤家は関西の泉州より
秋田県由利 仁賀保平沢へと移り住みました。
宝暦年間から天保年間を生きた名僧・良寛和尚の友人で、
仁賀保に暮らしていた「増田九木(ますだ きゅうぼく)」という画家が、
良寛へ宛てた手紙にトンチのきいた名言を書き残しました。
それは「飛び切り良い、白い水」という言葉。
「飛」と「良」を並べる「ひら」は平沢にかけた言葉で、
「白」と「水」は上下に並べると「泉」。
元来は廻船問屋で酒造りは副業だった当時の屋号「和泉屋」と地名「平沢」より
「飛良泉」と命名したという。
これは斎藤家が「泉州出身」であるという意味合いがあります。
それまでは「金亀」という銘柄でしたが、この九木の自慢話が噂を呼び、
酒銘「飛良泉」が誕生しました。
酒蔵の歴代順位
1位・須藤本家(茨城県笠間市) 1141年永治元年創業
2位・飛良泉本舗(秋田県にかほ市) 1487年長享元年創
3位・剣菱酒造(神戸市東灘区) 1505年永正2年創業
4位・山路酒造(滋賀県木ノ本町) 1532年天文元年創
5位・吉乃川酒造(新潟県長岡市) 1548年天文17年創業
大吟醸 欅蔵はすっきりとした飲みくちと華やかな吟醸香で飛良泉の最高級商品。
リニューアルと共に山廃造りに変更し、奥行のある酸味をお楽しみください。
お中元・お歳暮などの贈り物にも大変喜ばれます。
■容量:720ml
■原材料:米・米麹
■精米歩合:35%
■日本酒度:+1.0
■酸度:1.6
■アルコール度:16%
■原料米:山田錦
■発送方法:通常
リニューアルと共に山廃造りに変更し、奥行のある酸味をお楽しみください。
お中元・お歳暮などの贈り物にも大変喜ばれます。
■容量:720ml
■原材料:米・米麹
■精米歩合:35%
■日本酒度:+1.0
■酸度:1.6
■アルコール度:16%
■原料米:山田錦
■発送方法:通常
繊細で優しい香りを持ち寒造りの技が冴えたキレのある味わいの純米吟醸酒です。
キレの利いた辛口と飛良泉独特の酸味が際立ちます。
日本酒好きには堪りません!
日本酒好きには堪りません!
種類:純米吟醸酒
原料米:酒造好適米100%使用
精米歩合:40%
アルコール分:15度
日本酒度:+1.0度
酸度:1.6度
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あたまもグラスも地球をかけまわる。青春時代の酒盛りからコロナ禍の一人酒まで、
酒と肴まみれの極上酩酊、今日もぐびぐびっ、極上の“酒バカ”酩酊エッセイ集。
ただもう、うまい酒を求めて、飲んで飲んで飲みまくる
流木焚き火を囲みヒミツのキャンプ地で、新宿の地下の暗闇酒場で、
銀座の屋上で、沖縄の離島で、台湾で、スコットランドで、シベリアで
、国内外での酒まみれの歳月をつづる。
青春時代の頃の極貧酒盛り時代から、コロナ禍での一人ザケの愉しみまで、
酒、酒、酒の幸せを、飲んでばかりの歳月を軽妙に綴る、
笑える酒話と酒の魅力にどっぷりと浸かる一冊です。
目 次
目 次
1 海釣りと焚き火酒(流木焚き火酒の魅惑/新鮮魚には日本酒だ、など)
2 酒と青春(ハイボールの追憶、真夏のビールデスマッチ、など)
3 ビール礼讃(音を立ててグラスを磨く、しゃらくさい乾杯、など)
4 コロナと家飲み、近場飲み(新発見、生ハムの実力、コロナビール、など)
5 人生いろいろ、酒もいろいろ(酒は根性でいくらでも造れる、好きな酒ベスト5。
著者 椎名 誠(シイナマコト)
1944年、東京生まれ。東京写真大学中退。流通業界誌編集長を経て、
作家、エッセイスト。
『さらば国分寺書店のオババ』でデビューし『アド・バード』日本SF大賞のSF作品、
紀行エッセイ『犬の系譜』吉川英治文学新人賞などの自伝的小説、
写真エッセイと著書多数。
映画『白い馬』では、日本映画批評家大賞最優秀監督賞ほかを受賞