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飲んでみよう新政酒造 純米酒 瑠璃(ラピス)2018 美山錦 生もと木桶仕込み

新政酒造株式会社外観

新政 純米酒 瑠璃(ラピス)美山錦

東北を代表する酒米「美山錦」の清涼にして端正な味わいが楽しめる定番作品。
麹米には40%、掛米には50%とそれぞれ異なる磨きを配し、
米の性質をよく表しながらも軽快な酒質に仕上げている。「
ラピス」は、新政の基本的な味わいを表現する「定点観測」的な作品です。

酒米美山錦の新政 純米酒 瑠璃(ラピス)2018 美山錦 生もと木桶仕込み
生誕年:1978年(昭和53年)
生誕地:長野県
新政酒造における主要栽培地:秋田県湯沢市


「新政酒造」の画像検索結果

新政酒造株式会社

初代 卯兵衛が秋田藩久保田城の外町に1853年酒造業務を始めたのが
新政酒造のが始まりだそうです。

新政とは、明治政府が施策の大網とした「新政厚徳」から新政をとりました。
「厚き得をもって新しい政をなす」は西郷隆盛の発案である。

創業から現在まで、その意志は受け継がれている。 
醸造には熱心な研究者であった五代目の佐藤卯兵衛が造り出した
協会酵母6号となり分離され現在の酒造技術の向上に役立っています。

新政酵母(協会6号)酵母は現存する最古の酵母の蔵なのです、
現在は多くの醸造元に採用される優良酵母となっています。

現在は8代目、佐藤裕輔社長が蔵人の若返りをはたし、会社組織として蔵人達の
伝統を重んじた風格漂う日本酒を洋風をにじませ新たな日本酒の未来の片鱗を
うかがわせる酒として注目されてます。

蔵で使用する酵母は「6号酵母」のみで、酒米は秋田県産米のみを使用した
純米造り、醸造用乳酸ほか無添加アルコールを15度までに抑えた
原酒の造りをしています。 

秋田での若手の蔵元後継者5名で、経営の改善と酒造技術の向上を図るべくの
企てをと「NEXT5」結成して、仲間意識を高めた酒造りをしている。

 醸造方針として「秋田県産米ならびに水を原料とし、これを麹菌、乳酸菌、
そして当蔵発祥の「6号酵母」を用いて発酵させ酒とする」としている。

別途に造る醸造酒には秋田県産米使用、純米造りとし醸造アルコールは添加せず
製造することで平成25年度醸造より仕込みの一部には木樽によるもろみ発酵を
導入して新たな世界へまた一歩進みました8代目です。


「新政酒造の杜氏...」の画像検索結果 日本酒 貯蔵 タンク に対する画像結果

木樽
その昔は酒の醪の発酵には甕が使われており後に量産になり
木樽が使用されておりましたが近代は金属製の容器が使用されております。

新政酒造では木製の樽にて醪を醗酵醸造に変更したのです。
ウィスキーは木樽保存で使用した木の香りを重要視されております。
日本酒にも、その香りがあった方がより美味しく感じますよね。



「新政酒造の杜氏...」の画像検索結果

新政酒造株式会社[新政]製造部長 古関 弘 さん
新政酒造㈱では季節蔵人を雇用して居ない会社組織だから
醸造責任者を「杜氏」とは言わず、製造部長と呼びます。

「『全量秋田県産米、全量純米造り、醸造用副原料も使用しない、
すべて当蔵発祥のきょうかい6号での仕込み』
これが、私たちが自身に定めた造りのポリシーです。

日本酒とは何か、日本酒のおいしさとは、美しさとは何なのか、
常に自問自答を繰り返し挑戦し続けることが新政のスタイルです。

数ある日本酒の中から、
あえて新政を選んでくださるお客様の期待に答えるため、
流通まで含めた全ての工程にベストを尽くそうと努力しています。

不思議なもので酒には何かしら造り手の雰囲気が映ります。
ですからお客様の人生に、なにかしらの勇気を与えることができるよう、
造る喜びや生きる喜びに満ちた現場を作り上げることも私の大きな仕事です。

現社長とは同い年です。蔵元として伝統を継承していく社長と、
先達の蔵人達から職人の仕事というバトンを渡された私、
大きな流れを感じながら日々仕事と向かい合っています


  
新政 純米酒 瑠璃(ラピス)     新政 純米 ヴィリジアンラベル2016 720ml
2016 美山錦 生もと仕込み


  
新政 No.6 R-type 2016 特別純米生原酒 740ml  新政 NO.6 R-type 特別純米酒740ml 生原酒


  
新政 純米 秋桜2016 改良信交 生もと 720ml  新政No.6 X-type 2016 純米大吟醸生原酒 740ml




燗瓶 天目手付燗瓶3号 [10.5 x 12cm 600cc]
直火 | 熱燗 日本酒 お酒 徳利 きき酒 バー bar 晩酌 人気
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(新政酒造㈱の製品ではありません)


◆飲んでみよう秋田の地酒


福禄寿-福禄寿酒造株式会社
④福禄寿酒造
太平山-小玉醸造株式会社
③小玉醸造
北鹿-株式会社北鹿
②株式会社北鹿











和ぞうすい【レギュラータイプ】
1セット(36袋入:6種類×各6袋)


秋田の地酒 日本酒を変える新政No.6 R-type 2016

飲んでみたい秋田の地酒 蔵元を訪ねて

秋田は古くから酒作りが盛んで「酒の国・秋田」と言われておりす。
33の蔵元では、それぞれがこだわりの酒造りをしております。

新政酒造㈱[新政]の酒は秋田の地酒と言っていいのだろうか?
何か日本酒のイメージを変えようとする雰囲気な日本酒だよ。

だから秋田の地酒は「飲んで旨い美味しい地酒」という事です。
「米の秋田は酒の国」と言われる地酒の酒蔵を訪ねてみました。

33の蔵元では、それぞれがこだわりの酒造りをしております。
その旨い美味しい地酒で今宵も乾杯しましょう。



新政酒造株式会社外観
新政酒造株式会社[新政]
No.6ナンバーシックス X-type

「NO.6」最上級モデルのX-Type(エックスタイプ)は、
「eXcellent」豪華版を意味するフラッグシップモデルです。

磨きこまれた米を用いるため、より格調高い仕上がりであり、
6号酵母の清楚にして力強い存在感をもっとも鮮やかに
感じ取れるのがこのX-Typeであると蔵元は考えている。

なお6号酵母が発見された昭和5年、
すでに精米歩合40%の酒が登場しており、
6号酵母はこうした吟醸もろみから採取された。

6号酵母誕生当時の槽口の味わいを、
85年の時を超えて想起させる作品であるように
願いつつ醸される作品です。



新政酒造㈱蔵元概要
名 称  新政酒造株式会社
代表者  代表取締役会長 佐藤卯兵衛
代表取締役社長 佐藤祐輔

創業は嘉永5年で、初代 佐藤卯兵衛の名から「うへえの酒」と
地元で親しまれていた。

明治政府が大綱に掲げた「新政厚徳」(厚き徳をもって新しい政をなす)の
思いを名称にして四代目である佐藤佐吉の代に「新政」と短く、
訓読みすることになった。

一時は安売りにより債務超過の寸前に陥っていた。
佐藤祐輔が帰郷して八代目を継いでから五代目佐藤卯兵衛が酒造技術を完成した
「協会6号酵母」と秋田県産酒米だけを使う高級路線に転換した。

その時は地元での反応は芳しくなかったが東京などの酒販店や飲食店に
販路を広げ黒字化に成功した。

販売先は新政の製法を理解し冷蔵による温度管理を徹底した取引先のみに
卸す方針をとっている。

2017年から金属タンク醸造から木桶への切り替え、生酛づくり、
酒米の契約栽培や自社水田での無農薬栽培と、特に秋田県農業試験場で
品種改良された「秋田酒こまち」の活用といった取組みを模索実行している

「生酛系酒母」 (生酛と山廃酛)「培養乳酸菌を使用した酒母」に
酒母製法を限定することで、醸造用乳酸という既製品の
酸味料を添加して作られる「速醸酒母」から決別しま した。

製法としても「山廃」から、「生酛」へと製法を統一。
当蔵にマッチした醸造法を求めた結果「生酛純米蔵」となりました。

今後は、6号酵母がそもそも天然由来の優良野生酵母であった事実から
培養した酵母を用いない「酵母無添加」での製法を増やす方針。

完全な生酛であれば「きょうかい酵母」のような醸造用の培養酵母を
用いなくても酒造りが可能になるからです。

このため新政酒造は酒質管理の観点からほとんどの酒を四合瓶で提供しています。
そしてすべて「純米酒」という表記に統一しているのです

新政酒造HP参照



協会6号酵母とは
協会6号酵母は、秋田県の新政酒造で昭和10年頃、
おだやかで澄んだ香りを発し湧付前後に果実様の芳香を放ち発酵力も旺盛で、
製成酒に芳香を付し旨味をえて糖の消費もよく上面発酵的な性質を多く備えている。現在も日本醸造協会から頒布されているきょうかい酵母としては最古のものである。

きょうかい酵母の歴史

「協会酵母」の歴史を見ると、明治39年に発見された「協会1号」は、
灘の「櫻 正宗」のもろみより採取されました。

2号は京都・伏見の「月桂冠」です。
大正に入ると、長く続いた灘・伏見の一強時代は終わりを告げます。
「軟水醸造法」を確立した広島県が新たな銘醸地として名乗りを上げたのです。
同県からは「酔心酒造」にて3号酵母、また採取蔵不明ながら4号酵母、
さらには5号酵母が「賀茂鶴酒造」から採取されました。

常に日本酒の歴史は西日本を中心に動いていました。
日本酒誕生から長い間、常に「酒どころ」とは西日本であったのです。
日本酒は奈良で土台が築かれ京都においてより洗練され、
兵庫・灘でその製法に一応の完成を見たものといえます。

このように6号酵母誕生以前はむしろ銘醸地は南下していたくらいだったのです。
ところが昭和5年、摂氏10度以下という極低温でも 楽々と発酵を完遂する
新酵母が東北の最果てからあらわれたことは驚きをもって迎えられました。
これがはじめての寒冷地酵母「きょうかい6号」です。

6号は昭和10年に販売されるや、酒造業界を席巻し、
それ以前の協会酵母は必然的に注文が途絶えてしまい、
ほどなく1~5号酵母の頒布は中止に追い込まれました。

こうして6号という低温耐性酵母の誕生以降、雪深い寒冷地でも、
安定して高級酒造りが可能となり必然的に銘醸地の構造が変化してしまいました。
いまとなっては酒どころとして誰もが疑わない東北や北陸、信州が
地酒として名乗りを上げる土壌がここに築かれたといえます。

「協会酵母」は現在、19号まで存在しておりますが、
初期の1号から5号、また12号(浦霞酵母)は前述のとおり亡失扱いとなっています。
このため「きょうかい6号」は現役としては最古の市販清酒酵母となります。

特に1940年から、7号酵母が登場した1945年までの6年間において
醸造協会が頒布した酵母は「6号酵母」のみとなります。

これは、ちょうど第二次世界大戦中にあたる時期です。
当時は、国家危急存亡の時ですから一切の原料を無駄にはできません。
旧来の蔵付きの野生酵母による不安定な酒造りではなく「きょうかい酵母」
醸造用に特化した培養酵母を用いる酒造りへと製法が移り変わったころです。

「協会酵母」のおかげで日本酒の安全醸造と高品質化が容易となりました。
ひいては酒税の安定的な徴収に結びついたであろうことは想像に難くありません。

実際、明治から昭和初期における国税収入の割合を見ると
酒税が一位・二位を争う最重要の税源です。
第二次世界大戦中でも、酒税は特に重要な財源であり「きょうかい6号」は、
国の収益構造に 多大なる影響を与え戦時の日本を支えていたともいえるです。


協会系の酵母は、日本醸造協会に一覧があります。
参考:日本醸造協会(酵母の供給)





天鷲絨 2016 -Viridian- 通称「ヴィリジアン」。
秋田の高級酒米「美郷錦」を用い、
木桶仕込みによって醸した作品。原料米の精米歩合は40%。
「美郷錦」のポテンシャルをもっとも発揮する磨きです。
「天鷲絨」は、Colorsラインナップ中、
もっとも厚みと余韻がある力強い仕立てとなっています。



秋櫻 2016 -Cosmos- 通称「コスモス」。
「改良信交」は昭和34年、
秋田で初めて生まれた酒造用好適米である。
「信交190号」を親に持つために、長野県生まれの
「美山錦」と兄弟の関係にあります。

ところが「美山錦」が硬質な印象を与えるのに対して
「改良信交」はあくまでも滑らかで伸びやかな味わいです。

現在、秋田県では当蔵のみが用いており、
まさに「新政」を象徴する米となっています。

「コスモス」はこの「改良信交」を用いて
木桶仕込みによって醸される貴重な酒です。


新政-新政酒造株式会社
①新政酒造
新政-新政酒造株式会社
②新政酒造












◆飲んでみよう秋田の地酒














ひと手間ぞうすい【レギュラータイプ】
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秋田の地酒 新政酒造 瑠璃 美山錦の蔵元を訪ねて

秋田の地酒新政酒造 瑠璃 美山錦の蔵元を訪ねて

新政酒造株式会社 に対する画像結果 
新政酒造 に対する画像結果

新政酒造株式会社[新政]を訪ねて

嘉永5年、初代佐藤卯兵衛(さとううへえ)により、
秋田市中心地を流れる旭川のほとりで創業した蔵元が「新政酒造」。
当初は「やまウの酒」と親しまれていましたが、
明治政府による施策の大綱「新政厚徳」の発表を機に、
酒名を「新政(しんせい)」と命名。

その後、秋田市長、井上廣居氏の進言により
「あらまさ」と改めました。

中興の祖である五代目佐藤卯兵衛の時代、
全国新酒鑑評会において連続の首席を獲得。

超高度精白の実践、長期低温発酵法の確立、
そして現在最古の清酒酵母となった
「きょうかい6号酵母」を誕生させるなど、
秋田の酒造りのみならず、日本酒製造技術の近代化
、とりわけ吟醸酒製法の確立におい、
多大な功績を残した名蔵です。


きょうかい酵母とは
五代目佐藤卯兵衛が、
その酒造技術を完成させつつあった頃、
大阪大学の後輩であった国税庁技術者・
小穴富司雄(おあな・ふじお)氏の手により、
新政のもろみから、優良酵母が採取される運びとなりました。

これが「きょうかい6号酵母」です。
「きょうかい酵母」とは国税庁の麾下の研究機関
「国立醸造試験場」が主に採取 認定した酵母のことです。

酵母の実際の培養と販売については、
外郭団体として設立された公益法人
「日本醸造協会」が行います。

このため「きょうかい酵母」という名前がついています。
つまるところ「国家認定酵母」と
言い換えることができるでしょう。

「きょうかい酵母」は現在、19号まで存在しておりますが、
初期の1号から5号、また12号(浦霞酵母)は、
前述のとおり亡失扱いとなっています。
このため「きょうかい6号」は現役としては
最古の市販清酒酵母となります。

協会系の酵母は、日本醸造協会に一覧があります。
参考:日本醸造協会(酵母の供給)


新政酒造のポリシー
日本酒は酸化を防いで保管される必要があります
(例えばワインでは「亜硫酸塩」をはじめとした
酸化防止剤が使われますが、
日本酒では用いることはできません)。

日本酒の生酒や吟醸酒など、
フレッシュさや繊細さが魅力である酒については、
特に酸化に気を使う必要があります。

一般的に、こうしたいわゆる「冷酒」向きのお酒は、
開栓前後にかかわりなく冷蔵庫で保管し、
開栓後はすみやかに飲みきることをおすすめします。

このため新政蔵では酒質管理の観点から
ほとんどの酒を四合瓶(740ml)で販売しています。


No.6 ナンバーシックス
新政の唯一の定番生酒。
6号酵母の魅力をダイレクトに表現することを目的に
醸造されるラインが「NO.6(ナンバーシックス)」です。

本来、日本酒の生酒は冬の新酒から翌年の春先まで、
つまり気温が低い時期のみ出荷するのが妥当といえる。

無殺菌で酵素も失活されていない日本酒の生酒は、
6度以下、つまり冷蔵庫の中でしか品質を維持できない。

このため温暖期における出荷は、
変敗リスクが高いため、
避けられてきたのである。

しかし「NO.6」は蔵内でのマイナス5度以下の貯蔵管理体制、
そして厳選された銘酒専門店のみで販売することで、
鮮度の高い生酒、それも市場においてもたいへん
珍しい生酛純米の生酒を、
通年でお届けすることを可能にしているのです。





 


◆飲んでみよう秋田の地酒















養養麺 雲仙きのこ本舗

雲仙きのこ本舗が作った「養々麺」


腸内フローラサボートサプリ





変わっていく地酒のイメージ

変わっていく地域の地酒

日本で造られた日本酒ですが、地酒という名称は、
日本の酒税法で定められた特定名称酒のようなことを、
法律で決められた定義はありません。

小学館の『デジタル大辞泉』で地酒ついての項では、
その地方でつくられる清酒。特に灘(なだ)や伏見(ふしみ) 除いた地方のものをさす。
と書かれています。
菊正宗や白鶴のような大手の有名な酒蔵元は「兵庫県灘地方」だけです、
また黄桜や月桂冠は「京都伏見地方のみで造られている」日本酒なので、
それぞれ「灘の地酒」「伏見の地酒」と云うような気もしますが、
なぜ「灘や伏見を除く」と書かれているのか不思議に思うのは当然です。

その訳は、日本酒の生産量1位が兵庫県、2位が京都府なので
「日本酒=灘と伏見」というイメージが強いことが影響しているのす。
大手の酒蔵元が兵庫の灘と京都府の伏見に集中しているからだろうか ?。

昭和後期から日本酒の需要が高まり生産量が追いついていなかった時代に、
設備の機械化等によって大量生産された灘と伏見の日本酒が
全国に流通していたことが原因のようです。

その時には全国の酒の蔵元は、他県に販売するシステムが整っておらず
また他地域までの販売量の生産が無かったのです。

昭和42年に雑誌『酒』の誌上で、新潟県の石本酒造が造った
「越乃寒梅」が紹介されたのがきっかけとなり他地方の酒蔵元が造った
優れた日本酒が全国的に紹介されるようになったのでした。

昭和の終わりごろ「地酒ブーム」が起こりました。
お酒が酔うために大量生産、大量消費されていた時代から、
灘、伏見以外の地方の酒蔵で造られた地酒が人気となります。

生産量が少なくその地方でしか飲まれていなかった日本酒である
地酒」に脚光が集まるようになりました。

地方の主な酒蔵元では全国に流通させることを目指して
酒造りが行われるようになったのでした。

平成の時代に入ると吟醸酒ブームが起きます。
そして時を同じにして現在の「普通酒」と「特定名称酒」に分類する
制度がはじまりました。

これによって1級酒、2級酒、特級酒、の呼び名が無くなりました。
新銘柄は「特別純米酒」「本醸造酒」「純米大吟醸酒」「普通酒」といった
銘柄の違いで酒選びの選択肢が細分化されました。

この頃は「淡麗辛口」の吟醸酒が好まれ、
現在でも「淡麗辛口」で有名な新潟産の日本酒である
「越乃寒梅」や「久保田」などに脚光が集まりました。

昨今はワインや焼酎がブームになって売上高を伸ばす中、
日本酒は昭和48年をピークに右肩下がりに売上高を下げることになります。

各県の醸造元では簡単に販売先や醸造量を増やす事は出来ません。
各々の醸造元では醸造量と販売先がうまく噛み合ったっ醸造元が
現在に至っていると言えるでしょう。

このような環境ので特定名称酒、中でも「純米吟醸酒」「純米大吟醸酒」は
フルーティな香りは野暮ったく古臭い日本酒のイメージを変えて、
女性にも受け入れられるようになってきました。

秋田では「新政酒造」が変革の兆しか

佐藤祐輔が八代目を継いでから
五代目佐藤卯兵衛が酒造技術を完成した「協会6号酵母」と
秋田県産酒米だけを使う高級路線に転換した。

製法としても「山廃」から「生酛」へと製法を統一した。
当蔵にマッチした醸造法を求めた結果「生酛純米蔵」となりました。

このため新政酒造は酒質管理の観点からほとんどの酒を
720ml瓶で販売しています。
そしてすべてを「純米酒」という表記に統一しているのです

また販売先は「生酛」が基本だから、本当の「純米酒」の旨さと
フルーティ感を知って貰う為に保冷設備のある販売店のみの販売です。

酒名も日本酒のイメージが感じられません。

①                ②
 

③                ④
 

新政 NO.6(ナンバーシックス) R-type 特別純米酒 750ml 生原酒
新政 純米 秋桜 コスモス 2018 生もと 720ml
【古酒 新政 天蛙アマガエル スパーク低酒精発泡純米酒 720ml 
新政 亜麻猫 白麹仕込純米酒 720ml

新政酒造酒造株式会社
http://www.aramasa.jp/policy/


人気の獺祭は「地酒」か

現在、大人気になっている「獺祭」。
この酒は山口県で造られている酒ですが、
定義の上では山口県の地酒ということになります。

獺祭はカテゴリーとしては地酒かもしれませんが、
海外で売ることも視野に入れたマーケティングでも注目されています。
流通や保管の技術が向上している現在は「地酒」だからといって
その地方でしか飲めないものというわけではなく、
日本中どころか全世界で楽しめるものになりつつあるようです。

獺祭の蔵元 旭酒造株式会社
https://www.asahishuzo.ne.jp/
獺祭を造っている旭酒造のホームページには「山口県の小さな酒蔵」と書かれていますが、英語、フランス語、中国語にも対応しています。
旭酒造は、本気で獺祭を世界的なブランドにすることを目指しているようです。


ターゲットは国内のみならず 
「獺祭」の世界進出戦略の現実味
https://zuuonline.com/archives/177392



飲んでみよう秋田の地酒


和ぞうすい【レギュラータイプ】
1セット(36袋入:6種類×各6袋)

米の秋田は酒の国 吟醸酒、純米大吟醸

米の秋田は酒の国、秋田の純米吟醸酒

米の生産量は、県の面積からすれば第1位、
日本酒の1人当りの消費量は全国屈指のレベル。

この背景にあるのは寒冷で積雪の多い風土であり
県内の川にはミネラル分を適度に含んだ水が流れており、
豊富な伏流水が酒造りや米作りを盛んにさせているのです。

また酒造りに使われる酒米の開発にも積極的で、
味や風味の優れた銘柄がよりおいしい日本酒を造り出しています。

秋田の良質なお米、水、豊かな風土が作り出す酒は
まろやかできめ細やかな旨みと、のど越しから
「米の秋田は酒の国」と呼ばれるのです。

酒の国 秋田で醸す純米酒、純米大吟醸酒は吟醸香の漂うお酒、
レベルの高い日本酒の味わいをお楽しみください。


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純米酒、純米大吟醸、吟醸酒、大吟醸





秋田醸造株式会社
ゆきの美人-秋田醸造株式会社
①秋田醸造


ゆきの美人 純米大吟醸 720ml      ゆきの美人 純米吟醸 720ml 

①ゆきの美人 純米大吟醸
小仕込みの純米大吟醸通年商品。柔らかな甘味を感じながら、
後味はさっぱりとした飲み飽きしない仕上がりです。
日本酒度・・+6
酸度・・・・1.7
使用米・・・麹:山田錦 掛:秋田酒こまち
精米歩合・・45%
使用酵母・・14号系蔵内培養酵母

②ゆきの美人 純米吟醸の通年商品です。
山田錦のふくらみ旨味と、酒こまちの軽さが調和しており、
すっきりとしたきれいな酸味が特徴です。
日本酒度・・+5>
酸度・・・・1.7
使用米・・・麹:山田錦 掛:秋田酒こまち
精米歩合・・55%
使用酵母・・14号系蔵内培養酵母





新政酒造株式会社[新政]

新政-新政酒造株式会社
①新政酒造


 
左 新政 NO.6(ナンバーシックス) X-type 純米大吟醸 750ml 生原酒   
右 新政 NO.6 ナンバーシックス S-type 純米吟醸 750ml 

「NO.6」最上級モデルのX-Type(エックスタイプ)は、
「eXcellent」(豪華版)を意味するフラッグシップモデルです。
磨きこまれた米を用いるため、より格調高い仕上がりであり、
6号酵母の清楚にして力強い存在感をもっとも鮮やかに感じ取れるのが
このX-Typeであると蔵元は考えている。
6号酵母が発見された昭和5年はすでに精米歩合40%の酒が登場しており、
6号酵母はこうした吟醸もろみから採取された。
6号酵母誕生当時の槽口の味わいを、85年の時を超えて想起させる
作品であるように願いつつ醸されるお酒です。

「NO.6」の代表作であるS-Type(エスタイプ)。
ふくよかさとキレを兼ね備えた、ミッドモデル。
「Superior」(上級版)として個性と完成度の両立を思い求めた造りになっている。口当たり前半の濃縮感と、後半のキレあがりかたの好対照が魅力。
酒単体でも飲み飽きしない表現力豊かなお酒となることを願い醸造しています。




秋田酒類製造株式会社 高清水
高清水-秋田酒類製造株式会社
①秋田酒類製造
お宝紹介|秋田酒類製造株式会社|蔵元紀行|地酒蔵元会

      秋田酒類製造 高清水 純米大吟醸 [ 日本酒 秋田県 1800ml ]     秋田酒類製造 高清水 大吟醸嘉兆 [ 日本酒 秋田県 1800ml ]   
高清水 純米大吟醸 1.8L   ②高清水 大吟醸嘉兆 1,8L
高清水 純米大吟醸 720ml      高清水 大吟醸嘉兆 720mL
https://amzn.to/3Shfwrt   https://amzn.to/3SAcmAv

①高清水純米大吟醸酒
秋田県産酒造好適米「秋田酒こまち」をひと粒ひと粒丁寧に
45%まで磨き秋田流寒仕込みで醸しあげたお酒。
程よい酸味と上品な旨みが口の中でやわらかに広がります。
華やかでふくよかな香りが際立つ、純米大吟醸です。
相性の良い料理は、焼き魚、魚介のグリルなどの料理と
ハタハタ一夜干し、ホタテ殻焼き、カレイの唐揚げ、酢豚、
などを肴としてお飲みください。
アルコール度数:・15.5
日本酒度:・・・・+1
酸度:・・・・・・1.3
アミノ酸度:・・・1.1
精米歩合:・・・・麹米45%・掛米45%
使用酵母:・・・・秋田酵母No.15


②高清水 大吟醸 嘉兆は、選りすぐりの「秋田県産美山錦」を
やさしく丁寧に磨き徹底した温度管理のもとで大切に育みました。
気品ある香り、深い味わいの高清水の高度な品質管理から生まれる
大吟醸酒をお楽しみください。
5~10℃に冷やして又は室温でお召し上がり下さい。
アルコール度数:・15.8
日本酒度:・・・・+5
酸度:・・・・・・1.1
アミノ酸度:・・・0.9
使用米と精米歩合:麹米(美山錦・45%)掛米(美山錦・45%)
使用酵母:・・・・AK-1 (秋田流花酵母)



秋田晴酒造株式会社
秋田晴-秋田酒造株式会社
①秋田晴酒造



秋田酒造 酔楽天 大吟醸 1800ml   ②秋田酒造 純米大吟醸 酔楽天 1.8L
秋田酒造 酔楽天 大吟醸 720ml      秋田酒造 純米大吟醸 酔楽天 720ml

酔楽天 大吟醸
秋田晴の技術と粋を結集した日本酒のナポレオンと称される長期低温貯蔵酒。
フルーティな芳香とまろやかなですきとおるような風味が特長です。
はまぐりの酒蒸し、畑のキャビアといわれるとんぶり、
刺し身特にイカやホタテなどがよく合います。
原材料:・・・米・米麹・醸造アルコール
精米歩合:・・45%
日本酒度:・・+5
酸度:・・・・1.3
アルコール度:15度以上16度未満
原料米:・・・山田錦100%
使用酵母:・・1801号

長期低温貯蔵された熟成純米大吟醸酒です。
中国唐時代の詩人、酔吟先生こと白楽天より命名した自信の逸品。
淡い山吹色を呈し、オレンジ、マスカット、メロンなどのフルーティで
まろやかな香りを放ち上品で芳醇辛口な味わいとまろやかな喉ごしの逸品です。
ワイングラスで飲むと吟醸香が楽しめる純米大吟醸酒になります。
上辛口淡麗の味わいは第一印象が上品にしてまろやか、
やがて深い苦味が芳醇さを凛と引きしめます。
原材料:・・・米・麹
精米歩合:・・40%
アルコール度:15~16度
原料米:・・・山田錦100%

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養養麺 雲仙きのこ本舗

雲仙きのこ本舗が作った「養々麺」


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